妊娠・出産

安易に初めて大後悔「産前・産後の歯の神経治療」驚きの通院回数やかかった費用は?

こんにちは!もふです。

今回は私が実際に経験して心の底から後悔している産前・産後の歯の根管治療(神経治療)について書いていきたいと思います。

出産間近・出産後で歯医者に行こうとしている方に参考程度にお読みいただければ幸いです。

歯の根管治療(神経治療)について

まず、歯の神経治療をするまでに至った経緯ですが、歯の痛み自体は出産前からあり、何度か歯医者で見てもらっていました。
しかし出産を間近に控えているということで治療ができず、弱い痛み止めで何とかしのいでいました。

それが産後すぐにいよいよ痛みが本格化してしまい、ある日突然気絶しそうなほど奥歯が痛み出し、急いで歯医者へ向かいました。
どうやら虫歯が神経にまで達していて、神経を取り除かないと痛みはなくならないとのことで、致し方なく神経を取り除くことにしました。

歯の神経を取り除く処置の事を抜髄(ばつずい)と言い、虫歯治療の治療法の1つとして行われています。
神経を取り除いた後は空洞になった部分(=根管)を治療する必要があるのです。

歯の根管治療の流れ

歯の根管治療は、抜髄をしてはい、おしまい。ではなく、大まかに説明するとこんな手順になっています。

【1】虫歯の部分を削る
【2】神経を取る
【3】根管を拡大する
【4】根の清掃・消毒をする
【5】根管を充填する
【6】歯の土台を入れる

この6つの手順は、虫歯の進行具合によって複数回通院する必要があり、特に根の清掃・消毒はどの歯医者さんでも2回~3回は通わなくてはならないようです。

神経を取り除いた歯は非常にもろい状態になっていて、治療を途中でやめてしまうと取り返しのつかないケースになることが多いそうなので注意しましょう。

歯の根管治療がこんなに複雑だとは知らず、とにかく痛みから解放されたくて二つ返事で神経取ってください!とお願いしましたが、あらかじめ知っていれば痛み止め飲んで我慢していたと思います・・・。
それくらい歯の根管治療は大変でした。

治療終了までにかかった通院回数と費用

つい先日やっっっと治療が終了したのですが、治療までにかかった通院回数なんと10回、そして費用は16,970円でした。

ちなみに通院期間は約半年間です。。
通院している間、生後間もない娘をどうしていたかというと、母の仕事が休みの日に預けて見てもらっていました。

もふ
もふ
夫は休みがほとんどないので頼むことができず、母がいなければまず通院することすらできなかったです。

もともと人気の歯医者で予約が取りずらい上に、母の仕事が休みの日しか通院できないとなると1ヶ月に1回通うのが精いっぱいで、治療期間も半年とかなり長いものとなってしまいました。

産前の歯科治療で辛かったこと

今回の歯の痛みは産前から相談していたのですが、出産を間近に控えているということで本格的な治療はしていませんでした。
妊娠8ヶ月くらいで2~3回通ってはいたのですが、重たいお腹を抱えての通院はかなり負担でした。

仰向けが辛い

まず何が辛いかって仰向けがめーちゃくちゃ辛かったです。
先生もある程度気遣ってくれるとは言え、仰向けになるのは致し方ないところがありひたすら耐えるのみ。

私は妊娠直後から仰向けが辛かった体質だったので、治療中は血の気が引く感じと吐き気との闘いでした。

匂いが辛い

次に辛かったのが歯医者さん特有の匂いです。

治療中の何とも言えない匂いに何度リバースしそうになったことか。。。

痛み止めが飲めない

そして最後は痛み止めが飲めないこと。

もふ
もふ
正しくは飲めないことはないけどあまり推奨はしない、です。

痛み止めの代表として処方されるロキソニンは、あまり積極的に飲まない方が良いとのことで効果が弱めのカロナールというものを処方してもらっていました。
ですが効果が弱めとのことでほとんど気休め程度にしかならず、結局は痛みに耐えるしかありませんでした。

産後の歯科治療で辛かったこと

産後の歯科治療で辛かったことは上でも書いた通りとにかく時間が確保できないことです。

歯医者の予約が取れる日と、娘を見てくれる母の休みが被る日がほとんど無く、スケジュール調整が本当に大変でした。

もふ
もふ
歯医者さんの中には託児所がついている所もありますが、生後間もない赤ちゃんを見てくれるところは見つかりませんでした。

歯は大切に

虫歯は放置せずにすぐ治療するのが望ましですし、痛みが出たらすぐに歯医者に行った方が良いことは痛い程理解しています。

それでも産後の通院は本当に本当に大変だったので、この大変さを知ってほしかったので記事にしてみました。

今回私にとって初めての神経を取り除く虫歯治療だったのですが、健康な歯を失い、お金も失い、時間を確保するのはめちゃくちゃ大変で、良いことなんか一つもありませんでした。
不健康は金がかかるってこのことですよね。

皆さんもどうか歯は大切にしてくださいね。