こんにちは!もふです。
今回は、歯列矯正中に妊娠と出産を経験した私の体験レポートです!
歯列矯正中に妊娠しても治療に差し支えはないのか?など、実際の経験談を交えてご紹介したいと思いますので、ご興味のある方はぜひご一読ください。
本記事はあくまで私の経験談であり、全ての人に当てはまる訳ではありません。
歯医者さんの治療方針によって違いがありますので、参考程度にお読みいただければ幸いです。
妊娠中でも歯列矯正はできる?
まず、妊娠中でも歯列矯正はできるのか?という問題ですが、できなくはないが0からスタートするのはオススメしません。
妊娠するとホルモンの変化で口腔内の防御性能が低下し、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。
更には矯正器具の装着でつわりの悪化なども考えられるため、これから始めようと考えている場合は時期を見直してみたほうがいいと思います。
私の場合は歯列矯正を始めて2年ほど経過したタイミングでの妊娠発覚でした。
矯正器具も体の一部となりほとんど違和感なく日々を過ごしており、妊娠中でも問題なく治療を続ける事ができました。
通っている矯正歯科にも継続しても良いか確認しましたが、全く問題ないとの回答でした。
いつまで通える?
妊娠中いつまで矯正歯科に通えるのかは妊婦さんの体調によるものが大きいと思いますが、私は臨月まで通っていました!
問題は治療台の上に仰向けになっても苦しくないかどうかに限ると思います。
万が一体調に不安があり通うのが難しくなりそうでも、数ヶ月(2~3ヶ月)程度なら期間が空いてしまっても支障はないとのことでした。
妊娠中でもできたこと
ワイヤーの調整
矯正治療において最も重要なワイヤーの調整や交換は普段通り行う事ができます。
ただ、長時間大きく口を開けていないといけないので、つわりの症状がある場合は気分が悪くなることもあるかもです。
IPR(ディスキング)
歯と歯の間を削るIPR(ディスキング)も、特に問題なく行えました。
ゴムかけボタンの装着
ゴムかけを行うために歯にボタン(リンガルボタン)を装着するのですが、こちらも問題なく行えました。
妊娠中はできなかったこと
唯一妊娠中だったらできなかったことはアンカースクリューの埋め込みです。
タイミングよく妊娠前に済ましていたのでよかったですが、私の通っていた矯正歯科では妊娠中だったら産後まで待つしかなかったと言われたので危ないところでした。
アンカースクリューを埋め込む際の局所麻酔は妊娠中でもほとんど心配が無いみたいなので、時期や歯医者さんの治療方針によってはやってくれる場合もあるかもです。
歯医者さんも慣れているので心配する必要なし!
矯正期間中に妊娠を経験したレポでしたが、心配をよそにほとんど何も変わらず治療を続ける事ができました。
歯列矯正は長期間にわたる場合がほとんどなので、矯正期間中に患者さんが妊娠することも珍しくなく、歯医者さんも対応に慣れているようでした。
ただし、これは私がほとんどつわりなどの症状も無く、すこぶる元気な妊婦だったからというのも大きいと思います。
妊娠中の歯列矯正については先生の治療方針によるところが大きいので、これから歯列矯正を始めようと検討中で今後妊娠の可能性がある場合は事前に相談してみることをオススメします。