こんにちは!もふです。
実は私の母は仕事で離乳食を作り続けてうん十年のいわば離乳食作りのプロであります。
今回はその母から教わった最低限これさえストックしておけばOK!な離乳食メニューをご紹介したいと思います。
“最低限”なので、こだわったメニューを作ってあげたいママさんにはあまり参考にならないかもしれませんが、私と同じく頑張らない離乳食がモットーの方は参考にしてみてください。
常備しておきたいストック食材
常にストックしておきたい食材はおかゆ・野菜ミックス・白身魚・鶏肉の4種類のみ!
もちろんこれ以外にも色々冷凍はしていますが、基本はこれ4つさえ冷凍庫に入れておけば何とかなります!
それぞれの始める時期と調理方法はこちら
おかゆ | ゴックン期 10倍がゆ~スタート モグモグ期 5倍がゆ カミカミ期 5倍がゆ~軟飯 パクパク期 軟飯~ごはん |
野菜ミックス | ゴックン期 煮込んだ後にミキサーでペースト状に モグモグ期 煮込んだ後にミキサーで小さめに カミカミ期 細かく刻んで煮込む パクパク期 食べやすいサイズに刻んで煮込む |
白身魚 | ゴックン期 煮た後にミキサーでペースト状に モグモグ期 煮た後にミキサーで細かく カミカミ期 煮た後に細かくほぐす パクパク期 煮た後に1cm程度にほぐす |
鶏ささみ・鶏むね肉 | ゴックン期 × モグモグ期 煮た後になめらかにすりつぶす カミカミ期 煮た後に細かくほぐす パクパク期 煮た後に5mm程度にほぐす |
万能すぎる野菜ミックス
さて、上でご紹介した中でもこれが無かったら乗り切れなかった!と言ってもいいくらい重宝しているのが野菜ミックスです。
作り方は簡単で、にんじん・玉ねぎ・じゃがいも(サツマイモでも美味しいです)・ブロッコリーを刻んでお鍋で煮るだけです。
最終的に食べられる状態になれば工程はお好きな方法で大丈夫ですが、参考までに私の場合はこんな感じで作っていました。
野菜は細かくすればするほど火が通りにくくなるのは知っていたのですが、柔らかく煮込んだあとの野菜を細かく切るのが大変で、この方法にいきつきました。
ゴックン期
野菜を大きめにカットしてから柔らかく煮込み、ミキサーでペースト状に
モグモグ期
上記と同じ工程で、ミキサーで細かめに刻む
カミカミ期
野菜をあらかじめ細かくカットしてからお鍋で1時間程ゆっくり煮込む
パクパク期
上記と同じ工程
この野菜ミックス、何が万能なのかというと、アレンジの幅の多さ!
そのまま食べても素材の味が感じられて美味しいですし、トマトピューレを足してミネストローネ風、牛乳を足してシチュー風、味噌を足して味噌汁、しょうゆと砂糖で肉じゃが風なんかにもアレンジ可能です。
更に魚や肉を加えればボリューム満点な離乳食が1品できあがります。
ちなみに野菜ミックスを作った時に出た野菜スープは、うどんやそうめんのダシに使う事ができます。
冷凍&解凍で注意すべきこと
これらの食材を冷凍&解凍する時に守ってほしいことがあります。
冷凍と解凍でそれぞれまとめてみましたので目を通していただければと思います。
冷凍
冷凍の基本は食材が新鮮なうちに調理することと、冷凍後は1週間で使い切ること。
新鮮な食材を選んで、なるべく買ったその日のうちに調理することで味も美味しく栄養価も高い状態で冷凍することができます。
また、冷凍後は少しずつ劣化が進むため1週間以内に食べさせるようにしましょう。
・食材は新鮮なうちに調理する
・加熱調理してから冷凍する
・しっかり密閉して冷凍する(霜防止)
・冷凍したら1週間で使い切る
・必ず再加熱して食べさせる
・調理器具は清潔に保つ
解凍
解凍時は必ず加熱調理して解凍させることを守りましょう。
自然解凍すると水っぽくなるうえに栄養が落ちてしまう事があるため注意して下さい。
・自然解凍せず必ず加熱する
・ねっとり食材は水を足してから加熱する
・ラップはふんわりかけて解凍する
・加熱後は必ず混ぜて熱が通っているか確認する
・ラップをしたまま蒸らして水分をキープする
ストック食材で作る離乳食メニュー一例
それでは最後に、ご紹介したストック食材で日頃私が作っている離乳食メニューの一例をご紹介します。
トマトと鶏むね肉のおかゆ(鶏むねストックを使用)
野菜ミックス(野菜ミックスストックを使用)
バナナ
カレイと野菜のおかゆ(カレイ、野菜ミックス、おかゆのストックを使用)
りんご
トマトとツナとチーズのおやき(おかゆストックを使用)
野菜ミックス(野菜ミックスストックを使用)
鶏むね肉のそうめん(鶏むね肉のストックを使用)
野菜ミックスミネストローネ風(野菜ミックスストックを使用)
いちご
野菜のそうめん(野菜ミックスストックを使用)
鶏むね肉と豆腐のハンバーグ(鶏むね肉のストックを使用)
こんな感じでほぼ毎日毎食ストック天国で離乳食を進めています。
食材は同じでも、調理法や味付けを変えるだけでガラッと雰囲気が変わるので、今のところ娘も飽きずに毎食完食してくれています。
離乳食のメニューに悩んでいる方は是非参考にしてみてくださいね。