育児

離乳食のメニューはどう決めればいい?栄養バランスを考えた簡単な決定法ご紹介

こんにちは!もふです。

離乳食を進めていく中で毎日のメニューを考えるのって大変ですよね。
今回はそんな悩みを抱えた方に、栄養バランスを考えた簡単なメニューの決め方をご紹介したいと思います。

基本を知っていれば献立決めはとてもシンプルで簡単なんです。

ぜひ参考にどうぞ!

考え方はとてもシンプル

離乳食の献立の考え方はとてもシンプルです。

エネルギー源食品、ビタミン・ミネラル源食品、タンパク質源食品からそれぞれ1つ以上の食品を組み合わせればOKなんです。

それぞれの詳細については後述しますが、各食品グループを1つ以上組み合わせることで自然と栄養バランスが整うため、献立を考える時は「エネルギー源は〇〇、ビタミンミネラル源は〇〇、タンパク質源は〇〇にしよう」とシンプルに考えれば献立決めは5分で終了します!

エネルギー源食品

熱や力のもとになるエネルギー源食品は、要は「主食」の事ですね。
おかずが毎食同じでも主食を変えるだけでグッと雰囲気が変わるので、朝はパン・昼は麺・夜はごはんなどにしてバリエーション豊かにすると赤ちゃんも飽きずに食べてくれます。

エネルギー源食品一例
・ごはん(おかゆ、おやき、チャーハンなど)
・パン(パンがゆ、トースト、サンドイッチなど)
・いも類(ペースト状にしておかゆの変わりにしても)
・めん(うどん、そうめん、パスタなど)
など

ビタミン・ミネラル源食品

体の調子を整えるビタミン・ミネラル源食品は、主食のエネルギー源食品が体に退社吸収されるのを助ける働きがある他、皮膚や粘膜を守るなど体全体の調子を整えてくれる大切な栄養素です。

ビタミン・ミネラル源は沢山の種類があるので、例えば朝は果物、昼は野菜などとメニューに変化を加えると赤ちゃんの完食率もアップしますよ。

ビタミン・ミネラル源食品一例
・野菜
・果物
・きのこ
・海藻
など

タンパク質源食品

タンパク質源食品は、筋肉や血液など体を作る元となる人間に欠かすことのできない栄養素です。
不足すると貧血になったり、体重が増えない、身長が伸びないなどの心配事もあるため、毎食取り入れたい栄養素です。
とは言え、タンパク質の取り過ぎは腎臓に負担をかけてしまうため、適量を守ることが大切です。

タンパク源食品一例
・乳製品
・卵
・肉
・魚
・大豆製品
など

献立を考える上での注意点

次に、献立を考える上での注意点を抑えておきましょう。

タンパク質源はとりすぎ注意

前述の通りタンパク質は人間に欠かすことのできない栄養素ですが、取り過ぎは赤ちゃんの体には負担が大きいので注意しましょう。
タンパク質を含むメニューが2種類以上になる時は、1食の目安量を半量に減らすなどして調整しましょう。

量を増やすなら野菜がオススメ

離乳食を沢山食べる子は、野菜を増やすと噛み応えがアップして食べ過ぎ防止になります。
また、早食いをしがちな赤ちゃんには切り方を大きくしたり、少し硬めにするなどしてみましょう。

もふ
もふ
早食いは大食いの習慣につながる為、できれば治しておきたいところです

カミカミ期以降は鉄分・カルシウムをたっぷりと

カミカミ期から3回食になると、離乳食からの栄養が母乳・ミルクと逆転し、食事からの栄養が大切になります。
食事から鉄分を得られないと貧血になるなどのリスクが高まるため、鉄分を多く含む食品を積極的に取り入れるようにしましょう。

鉄分を多く含む食材
・大豆
・卵
・緑黄色野菜
・ひじき
・赤身魚
・レバー
など

2~3日でバランスがとれればOK

献立の考え方についてご紹介してきましたが、栄養のバランスを考えてと言っても赤ちゃんの食べムラによって食べてくれない日もあったりして、ママからすると心配になりますよね。

でも大丈夫です。
1日の中で、または2~3日の食事の中でバランスがとれていれば問題ありません。

無理やり食べさせて離乳食が嫌いになっては本末転倒なので、ママはどっしり構えていればOKです。
あまり神経質になり過ぎず、朝は食べなかったから昼は野菜たっぷりのメニューに変えるなどして臨機応変に対応していきましょう!