妊娠・出産

【経験談】妊娠糖尿病の血糖測定はいつまで行うの?痛みは?詳しく解説します!

こんにちは!もふです。

今回は妊娠糖尿病診断を受けた妊婦さんが行う血糖測定についてまとめてみました。

妊娠糖尿病と診断後、自宅での血糖測定を言い渡されこの注射が嫌いで失神した過去がある私が家で!自分で!手に針を刺して!しかも1日7回!
頑張っていた訳ですよ。

さて、この自己血糖測定ですが妊娠糖尿病のケースとなると意外と情報が少なく当時は同じような境遇の人を探すのに苦労しました(少しでも参考にしたかったので)
という訳で今回は血糖測定とはなんぞ?いつまで続けるの?痛い?などの疑問を持っている方のために少しでも恐怖を取り除くべく詳しくご紹介していきたいと思います。

私のようなとにもかくにも採血が苦手!注射器が苦手!血が苦手!という方はご参考までにご一読いただければ幸いです。

自己血糖測定とは?

妊娠糖尿病と診断された妊婦さんは多くの方は自宅での血糖測定を指導される方が多いと思います。
自己血糖測定とは読んで字のごとくですが血糖測定器を使って自分で血糖値を測定することです。

この測定の目的は診察時に測定した血糖値だけではなく、日常生活の中での血糖値を自分で知ることでよりよい血糖コントロールを目指すことができるものでもあります。
実際私も自己血糖測定を行ってみて、相当食生活に変化が出ました。

もふ
もふ
産後の今でもこの時の教訓が凄く為になっています

これが血糖測定セットだ!

自宅で血糖測定するにあたって病院から渡されたセットがこちらです。
血糖測定器具には様々な種類があるので必ずこれな訳ではありません。

各詳細は以下の通りです。

1:アルコール綿(採血部位を綺麗にする)

2:廃棄用ボトル(穿刺器具を入れるボトル)

3:穿刺器具(採血部位を刺すための器具)

4:センサー(血糖測定機にセットするセンサー)

5:血糖測定器(血糖値を測定する器具)

実はこれ以外にもう一つ採血部を保護するパッド(絆創膏のようなもの)もいただいたのですが写真撮り忘れちゃいました。

測定方法

そしてご紹介した血糖測定セットを使用した測定方法の手順は以下の通りです。
必ずしも順番通りにする必要はありませんが、私はこの手順で行っています。
慣れてしまえば所要時間は5分かからないくらいです。

手を洗い、採血部位をアルコール綿で拭く

血糖測定機にセンサーをセットし、準備をする

採血をする

血液をセンサーに吸引させ、血糖値を測定する

穿刺器具を廃棄ボトルに入れて終了

血糖測定はいつまで続けるの?

こんな恐ろしい血糖測定をいつまで続けないといけないのか?
私も血糖測定を言い渡されてすぐに質問したのですが、先生がもう良いというまでという何ともアバウトな回答でした。
結果が良ければ早めに終わる可能性もあるし、悪ければ出産するまで続ける人もいるとのことでした。

もふ
もふ
これに関しては先生の治療方針などによって変わってくる気がします

結果的に私の場合は娘を産んですぐ、しかも分娩台の上で先生から「もうやらなくていいからね」と宣言していただきました(笑)

血糖値を上げないために私が実践していたこと

そんな訳で、先生がもう良いというまでならばもう良いと言わせて見せようではないかと意気込み、血糖値を上げないためにはどうすればよいのか自分自身を実験台にして色々と試してみたところ、食後はなるべく動く・自分のNG食材を知るこの2つが良いことを発見しました。

食後は血糖値の急上昇を防ぐため、無駄に家の中をうろついたり、余裕があればウォーキングに行ったりしてました。
また、血糖値を上げる食材にも個人差がある事を知り、NG食材を見つけてそれは控えるようにしていました。

結局血糖値の数値が良くなっても出産前に先生から「もう良い」の一言を聞くことはできなかったのですが、血糖値と身体の仕組みを知ることができてこれはこれで良い経験だったなと思います。

血糖測定Q&A

私が血糖測定を開始するまでに不安だったことや疑問だったことをまとめてみました!
血糖測定が謎に包まれている方は参考にしてみてください。

測定するタイミングは?

測定するタイミングは妊婦さんの症状の重さによって変わってくるみたいです。
私の場合は比較的軽めの妊娠糖尿病だったので週に3日・1日7回(各食事前・各食事2時間後・就寝前)の測定指導でした。

もふ
もふ
調べてみると毎日測定している方や、1日の回数が少ない方など、様々な測定パターンがあるみたいですね。

どこから採血するの?

採血する部位ですが、指先や手のひら、前・上腕部、大腿部などで採血することができます。
助産師さん曰く、指先は採血を続けていると固くなってきてしまうことがあるのでお勧めは手のひらが良いとのことでした。

痛みは?

痛みには強くもなく弱くもない私の個人的感想ですが採血による痛みはあまり感じないです。
チクッというよりも針を出した時のパチンッという衝撃がある感じですかね。

私は手のひらから採血しているのですが部位によってはほとんど痛みを感じない時もありますし、ちょっとチクッと痛い時もあります。

私の場合は娘を出産してすぐに先生からもう測定は不要との待ちに待っていたお言葉をいただきました。

採血が苦手でもできる?

これはとっても難しい質問!
私の場合でいうと、採血が苦手で迷走神経反射を起こして気を失ったことがあるくらい採血が嫌いです(笑)
そんな私ですが何とか続けられています。

ポイントは採血部位は極力見ない!採血中はテレビをつけて気を紛らわせる!

これで毎回何とか乗り切っていました。
特にテレビをつけて気を紛らわせるのは結構役に立ちまして、バラエティ番組などをわざわざ探してその時だけ見ていましたw

嫌な血糖測定を楽しくするための方法

助産師さんに「採血が苦手なんですけどできますかねぇ」と泣きながら訴えた私ですがなんとか毎日頑張っています。

嫌な血糖測定を少しでも楽しくするために心掛けていることは測定中はテレビを見ながら気を紛らわせる自分自身を利用した人体実験だと思うことにするなにより赤ちゃんのためと思うです。

毎回の食事で血糖測定を行っていると自分はどの食材で血糖値が上がりやすいのか、逆にこの食材はセーフだ、など自分の体のことが分かるようになって少し楽しかったです。
こんな経験普通の人はあまりしないでしょうからここぞとばかりに自分の体使って実験していました。

こんな感じで妊娠後期は手のひらに点々とした針のあとが絶えなかった訳ですが、のど元過ぎればなんとやらで今となってはそんなこともあったな、程度の思い出になってしまいました。

当時は本気で絶望の淵に立たされた気分で大げさでなく毎日が恐怖で仕方なかったのですが、この期間中に身についた食生活は今も日課になったことだけは唯一良かったことかなと思っています。

同じように妊娠糖尿病と診断されて自己血糖測定に辟易している方、これから自己血糖測定を言い渡されそうな予感がする方、私のような採血で失神するような貧弱マンも乗り越えることができたのでどうか、どうか!がんばってください。